こんにちは。
今日、NHKカルチャーセンターの朗読の会に行ってきました。
10月になってから初めて参加し、今日で3回目でした。
秋からの講座なので皆同じスタートかと思いきや、15人ほどの参加者のうち、私ともう1人を除く残り全員が、前期から継続しての参加でした。
それに男性は私を含めたった2人のみ!
出来上がっている集団、さらには圧倒的に女性の多いグループに後から参加することは、今までの私なら、決してできないことだったと思います。
でも今回は仕方ありません。
朗読の会に参加してみて初めて分かったことですから。
朗読の会の講師からも「男性の参加者は少ないのでもう逃げられませんよ」とダメを押されて肚を決めました。
私が入会したNHKカルチャーセンターは街中にあって自宅からも遠くなくて好都合です。
月2回で6か月コース、料金は1回あたり2千円程度になります。
「ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ」
高音で、次に低温で大きく口を開けて、発声練習から始まります。
普段、大きな声を出すことがありませんのでなかなかうまくいきません。
皆と調子が合わなかったり、声が掠れたり、ひっくり返ったり、咳き込んだり・・・。
先生(元アナウンサー)からは口を大きく開けるように注意を受けます。
教室の前に出て、一人ひとりが朗読します。
小説、随筆、詩とさまざま。
講師から、「文章を意味を考えて」「そこは科白なので気持ちを込めて」「そこはかえってあっさり読んだ方がいいと思う」「そこは大事なところ、ゆっくりゆっくり」などとやさしい口調ながら厳しい指導が入ります。
なかには、聴いていて心に響いてくる朗読をする人もいます。見事です。
私がカルチャーセンターに通うことは人生初めての経験です。
退職後のセカンドライフの挑戦の一つです。
歌の会への参加も考えたのですが、なにせ生来の音痴のため断念。
私もこれから社労士として、またファイナンシャルプランナーとして人前で話をする機会もあろうかと思います。
聞いている人に話す内容がはっきり伝わらなくてはなりません。
話し方や声の出し方も重要な要素になると思います。
また、年取ってからの健康の維持は、歩くことと話すことによると言われます。
大きく口を開けて大きな声で歌うこと、話すことは、健康にとって重要です。
私にとって、朗読の会への参加は、これからの自分の仕事のための練習(修業?)と健康の維持を兼ねているのです。
カルチャーセンターはNHKばかりではなく、公民問わずいろんな団体によりいろんな講座が実施されています。
今のところ、たいていの講座参加者は女性優位でしょうが、私たちオジサンたちも負けているわけにはいきません。
これからの人生を健康で充実したものにしていくために、自宅に引きこもらず、積極的に外に出ていきましょう。
大きな恥を掻くことは私も敬遠しますが、小さな恥ならあえて受け入れましょう、その見返りに大きく世界が開くのであれば。
私も朗読の会に参加したり、このようにブログを始めたりと、少しずつ少しずつ新しいことに挑戦して自分の世界を拓いていきたいと思います。
男性退職者の皆さん、さあ小さいことから何か新しいことに挑戦しましょう!
今日も拙い文章をお読みいただきありがとうございました。
(2019年11月11日)