定年後のセカンドライフをチャレンジングに!

定年後も家に引きこもらないで、資格取得、仕事、趣味など、新しいことに挑戦しよう!

この10年間のGDPの推移から見た各国の経済成長力

f:id:tanoken65:20200916111431j:plain

こんにちは。

その国の経済力を示す代表的な指標は、やはりGDPではないでしょうか。

今回は、GDPの直近のデータと10年前のデータを見ながら、わが国はじめ各国の経済成長の状況を確認したいと思います。

  1.名目GDPの10年の変化

(1) GDP上位20か国

GLOBAL NOTEで誰でも見ることのできるデータによりますと、直近の2018年データで、上位20か国は次のようになっています。

  【表1】名目GDP 2018
  単位 : 百万US$    出典:IMF 
1 アメリ 20,580,250
2 中国 13,368,073
3 日本   4,971,767
4 ドイツ   3,951,340
5 イギリス    2,828,833
6 フランス   2,780,152
7 インド   2,718,732
8 イタリア   2,075,856
9 ブラジル   1,867,818
10 韓国   1,720,489
11 カナダ   1,712,479
12 ロシア   1,657,290
13 スペイン   1,427,533
14 オーストラリア   1,420,045
15 メキシコ   1,222,053
16 インドネシア   1,022,454
17 オランダ     914,519
18 サウジアラビア     786,522
19 トルコ     771,274
20 スイス     705,546

 

10年前(2008年)は、次のようになっていました。

  【表2】名目GDP 2008
  単位 : 百万US$    出典:IMF     
1 アメリ 14,712,825
2 日本   5,037,909
3 中国   4,604,285
4 ドイツ   3,744,854
5 イギリス   2,934,747
6 フランス   2,929,983
7 イタリア   2,400,232
8 ロシア   1,781,518
9 ブラジル   1,694,860
10 スペイン   1,641,514
11 カナダ   1,552,865
12 インド   1,224,096
13 メキシコ   1,109,987
14 オーストラリア   1,055,569
15 韓国   1,047,339
16 オランダ     951,766
17 トルコ     764,643
18 インドネシア     558,582
19 スイス     553,824
20 ポーランド     533,800

建設, サイト, クレーン, 建築工事, ヘルメット, アーキテクチャ, 青

 (2) 上位20か国での入れ替えは1つのみ

まず、【表1】と【表2】を見ていただければ、その構成メンバー自体にほとんど変化がないことに気がつかれると思います。

2008年にランク内であったポーランドが抜けて、代わりにサウジアラビアがランクインしたのみで、あとの上位メンバーは、順位の変動はあるものの上位20位内を維持しています。

 

日本は、2位から3位にランクダウンしていますが、直近での中国との差の大きさにはびっくりします。

 (3) 各国のGDP成長率

それでは、各国の10年間のGDP成長率を見てみましょう。 

【表3】名目GDP成長率

                          (2018/2008)

1 中国 2.90
2 インド 2.22
3 インドネシア 1.83
4 韓国 1.64
5 サウジアラビア 1.51
6 米国 1.40
7 オーストラリア 1.35
8 スイス 1.27
9 カナダ 1.10
10 ブラジル 1.10
11 メキシコ 1.10
12 ドイツ 1.06
13 トルコ 1.01
14 日本 0.99
15 イギリス 0.96
16 オランダ 0.96
17 フランス 0.95
18 ロシア 0.93
19 スペイン 0.87
20 イタリア 0.86

船, コンテナー船, ポート搭載, コンテナー, 水, 貨物, 出荷, 配送

成長するアジア停滞、後退するヨーロッパの様子がはっきりしています。

特に、中国は、10年間でGDPがおよそ3倍に達していて、その成長ぶりは目をみはるばかりです。

インドも2.2倍、インドネシア1.8倍、韓国1.6倍です。

日本は、0.99倍と10年前から成長していないばかりかわずかに後退しています。

※なお、2020年においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって、アジアでもGDPが前年比マイナスになる見込みと報道されています。

 

ヨーロッパは、ドイツを除いて、軒並みの後退です。

その要因については、経済学者等にお任せするしかありませんが、人口の減少、高齢化、産業構造の変化等々さまざまな要因が絡んでいるものと思われます。

 

日本は、戦後の高度成長が終わってバブル経済の破裂以降、失われた30年からいまだ脱出することなく、地理的にはアジアに位置しながらも、経済成長の場面においては停滞するヨーロッパに近い状況となっています。

Brexit, Eu, ヨーロッパ, 英国, ポリシー, イギリス, フラグ 

2.1人当たり名目GDPの10年の変化

(1) G7各国、中国、韓国

それでは、1人当たり名目GDPのデータを見てみましょう。

日本を含むG7各国と中国、韓国のデータは、下表のようになっています。

【表4】1人当たり名目GDP      
単位 : US$    出典:IMF      
    2018年   2008年 成長率
  順位 データ 順位 データ 2018/2008
アメリ 9 62,869 15 48,283 1.30
ドイツ 18 47,662 19 46,368 1.03
カナダ 20 46,290 18 46,774 0.99
フランス 21 42,953 17 47,155 0.91
イギリス 22 42,580 16 47,469 0.90
日本 26 39,304 24 39,453 1.00
イタリア 27 34,321 22 40,658 0.84
韓国 28 33,320 44 21,350 1.56
中国 72   9,580 114   3,467 2.76

名目GDPの成長率と同じような結果になっています。

G7では、アメリが大きく順位を上げ、ドイツが1ランクアップしていますが、ランクダウンしている国が多い状況です。

特に、フランスイギリスイタリアは1人当たりGDPの数値そのものが下落しています。

日本は、ほぼ10年前と同じレベルで、2ランクダウンになんとか留まっているという感じです。

 

中国の1人当たりGDPは、2018年では、まだ日本の4分の1程度ですが、その伸びの大きさが目立ちます。

そして、韓国です。

中国ほどではないにしても、10年前の1.5倍ほどになっていて、もうすぐにわが国を追い抜く勢いです。

上海, 堤防, 中国, 市, アーキテクチャ, 浦東, 超高層ビル, 黄浦 

(2) 1人当たり名目GDPの上位の国はどこ?

それでは、参考までに上位10か国を紹介しておきます。 

【表5】1人当たり名目GDP 上位10か国・地域  
単位 : US$    出典:IMF    
2018年 2008年
1 ルクセンブルク 115,536 1 ルクセンブルク 115,898
2 スイス 83,162 2 ノルウェー 96,563
3 マカオ 81,728 3 サンマリノ 79,110
4 ノルウェー 81,550 4 カタール 74,189
5 アイルランド 78,335 5 スイス 72,939
6 アイスランド 74,515 6 デンマーク 64,531
7 カタール 70,379 7 アイルランド 61,143
8 シンガポール 64,579 8 オランダ 58,015
9 アメリ 62,869 9 アイスランド 56,759
10 デンマーク 60,897 10 スウェーデン 55,682

2008年当時の上位10か国のうち7か国は、10年後も上位10か国の位置を保持しており、マカオシンガポールアメリが、新しくランクインしています。

ルクセンブルクは、やや数値を落としてはいるもののダントツ1位のままです。

全体的には、やはりここでも北欧諸国が上位であるのは変わりません。

ただ、ノルウェーの数値の減少が大きいのが目立ちます。

ちなみに新たにランクインしたシンガポールの10年前のデータは、23位40,009US$で、日本とほぼ同レベルでした。

その後、日本が長すぎる停滞期から脱出できずにいるのに対し、シンガポールは1人当たり名目GDPを1.6倍にも成長させました。

 

今回は、GDP、及び1人当たりGDPに関する直近と10年前のデータを比較しながら、各国の経済成長の状況について確認しました。

トレンド, 曲線, 手, プレゼンテーション ユーロ, 大陸, 雲, お支払い 

今日も、拙い文章をお読みいただきありがとうございました。

(2020.09.26)