こんにちは。
私が、社労士試験に合格するために採用した勉強スタイルをお伝えする4回目になります。
去年とは違う、合格するための今年の勉強スタイル
1 勉強を再開する前に勉強法の本を読んだ。
2 社労士受験を周囲に宣言・公言した。
3 資格学校を利用した。
4 毎日の勉強記録を付けた。
5 外出時には記憶ノートを持参するようにした。
4 毎日の勉強の記録を付けた。
私は、勉強に限らず何事も計画通りに進んだことがほとんどありません。
社労士試験の勉強も、何月に何の科目のテキスト、何月に過去問とか考えてもきっとその通りにはなりません。自分で計画を立てても必ず計画倒れになります。
したがって、前回お伝えしましたように、長期的なスケジュール管理は資格学校にお任せして、送付されてくる教材、課題をきちんとこなすことに心がけました。
ただ、資格学校のスケジュールにはある程度の期間の幅がありますので、1、2週間程度の短期的なスケジュール(当面やるべきこと)は自分で立てる必要があります。
今度の提出期限は2週間先だから、今週中にここまでする必要がある、そのためには今日、明日はこれをしよう・・・など。
ズボラは私でもこの程度なら何とかできます。
この当面やるべきことを1、2週間の範囲で意識することに加えて、毎日、勉強の記録(勉強日誌)を付けることにしました。
勉強の記録(勉強日誌)を付ける。
10月のうちにクレアールに申し込んで、11月、まず労働基準法の過去問題集(20年分)から勉強をスタートしました。
そして、その日から勉強日誌を付け始めました。
日誌といっても、普通のノートに、日付、勉強時間、勉強した項目のみをメモするだけです。
手元に残っているノートを見ますと、例えば、初日は「11/5 朝 1H 過去問 労基 問1―82」と書いています。
しばらく経つとこのメモを1ページを1週間分にして、1週間ごとの進捗状況をわかりやすくするとともに、「16.5H」とか「13H」とか1週間の合計勉強時間数もメモしました。
それに、例えばある科目の過去問を終了したときは赤字で「正答率84.6%」と赤字でメモしました。
演習の日付・正答率一覧表
私が選んだクレアールのコースで中心的に取り組んだ「答練マスター演習」については、それを実施した日付、正答率を記載する一覧表を同じノートに作って、結果(正答率)の変遷を一目でわかるようにしました。
第1回目は、まず自分で演習をしてみた正答率、2回目は演習についてのWeb通信での講義を視聴した直後、3回目以降は前回から少し間をおいたときの正答率というようになっています。
下の写真👇が実物ですが、例えば、「労基」は、「1回目:12/6、84、2回目:12/13、98、3回目:1/9、96、4回目:2/16、95、5回目:3/6、99、6回目:6/6、96」と記入しています。
日付の後の数字は正答率ですが、1回目は昨年勉強したことが知識として残っていて正答率84%、Web視聴した直後は98%と当然ながら良い結果になり、時間が経過するに従い少しずつ正答率が低下していくものの4、5回で記憶が定着して、6回目は前回から3ヶ月経っていてもあまり成績が落ちないということが読み取れるのではないかと思います。
答練マスター演習を6回実施できたのは、この「労基」と「安衛」だけで他の科目は5回、「一般常識」は4回しかできませんでした。
最初は、全科目「正答率95%以上で安定」を目標にしましたが、「労災」「徴収」「常識」は目標に達することはできませんでした。
この一覧表を見ていると、「ああ、この科目は遅れ気味だなあ」とか「この科目の点数はなかなか伸びないなあ」とか全体的な状況がよくわかりますので、当面やるべきことに注力することができました。
勉強日誌は航海のコンパスだ!
1冊のノートに、上記の毎日の勉強の記録、答練マスター演習のほか、テキスト、過去問題集、ハイレベル答練、セルフチェックノートの取り組み状況、また模擬試験の結果と受験後の感想・気づきなどもメモしていました。
受験勉強の10か月間、常にこのノートを手元に置いて、これからやるべきことを決めていました。
この勉強日誌によって、自分の勉強の進捗状況を把握することができ、これから勉強しなければいけないことの方向付け(点数の上がらない科目・分野の把握とその対応など)のためにも大いに役立ったと思います。
私にとって、勉強の記録(日誌)は試験合格という港を目指して広い海原を航海していくときの自分の位置と進路を確認するコンパスの役割を担ってくれたと思います。
また、勉強を継続するモチベーションの維持にも効果があったと思っています。
クレアールの答練マスター演習は、過去問と想定問題を兼ねているため、私は過去問題集(20年分)については2回、科目によっては1回しかやっていませんが、過去問勉強をする場合などにも、日付と正答率の記録を付けることをぜひお勧めしたいと思います。
今日は、勉強の記録(勉強日誌)を付けることは進捗状況を把握するうえで大いに効果があるということをお伝えしました。
今日も拙い文章をお読みいただきありがとうございました。
(2019.11.14)(一部修正 2020.06.18最終)