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【全世代型社会保障検討会議】最終報告、6月取りまとめ遅れる公算

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こんにちは。

先日、6月に予定されていた全世代型社会保障検討会議最終報告の取りまとめが遅れる公算が大きくなったとの報道がありました。👇

コロナウイルス感染拡大に伴って、論議が進んでいないことがその理由です。

www.47news.jp


ちなみに、全世代型社会保障担当大臣として主導しているのは、コロナウイルス担当大臣でもある西村経済再生担当大臣です。

 全世代型社会保障検討会議とは…

この検討会議は、2019年9月20日、首相を議長とし、関係閣僚と民間議員との構成でスタートしました。

これまで、年金、医療、介護など、高齢者中心社会保障制度になっていたものを、「少子高齢化と同時にライフスタイルが多様となる中で、誰もが安心できる社会保障制度に関わる検討を行う(資料「全世代型社会保障検討会議の開催について」)ことが趣旨とされています。

昨年12月19日の第5回会議で取りまとめられた「中間報告」には、

現役世代への給付が少なく、給付は高齢者中心、負担は現役世代中心というこれまでの社会保障の構造を見直し、切れ目なく全ての世代を対象とするとともに、全ての世代が公平に支え合う「全世代型社会保障」への改革を進めることは、政府・ 与党の一貫した方針である。

と記載されています。

 

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全世代型社会保障検討会議中間報告

首相官邸ホームページの「全世代型社会保障改革の検討」👇から、中間報告の項目を確認しておきます。

www.kantei.go.jp

 

1. 年金【法案提出済】(追記:成立)

(1)受給開始時期の選択肢の拡大(75歳まで引き上げ)

(2)厚生年金(被用者保険)の適用範囲の拡大(50人超企業まで段階的に拡大)

(3)在職老齢年金制度の見直し(60~64歳も65歳以上と同じ基準に)


2.労働

(1)70歳までの就業機会確保【成立】

(2)中途採用・経験者採用の促進【成立】

(3)兼業・副業の拡大、フリーランスなど雇用によらない働き方の保護の在り方

3.医療

(1)医療提供体制の改革

(2)後期高齢者の自己負担割合の在り方(一定所得以上は2割)

(3)大病院への患者集中を防ぎかかりつけ医機能の強化を図るための定額負担の拡大

4.予防・介護

保険者努力支援制度の抜本強化、介護インセンティブ交付金の抜本強化等

老人, 高齢者, 男, 歳の男性, 人, にこやか, 老人, 老人, 老人

成立、提出済の項目も

上記の項目のうち、すでに法律として成立したもの、法案として提出されて国会で審議中のものがあります。

(a) 成立した項目

上記2の労働のうち(1)(2)は、今国会で、「雇用保険法等の一部を改正する法律案」として提出され、すでに成立しています。

(1)70歳までの就業機会確保…高年齢者雇用安定法の改正

 ・65-70歳の就業確保措置を事業者の努力義務とする。(令和3年4月施行)

これについては、以前のブログでお伝えしました。👇

 

www.tanoken65.com

 
(2)中途採用・経験者採用の促進…労働施策総合推進法の改正

 ・大企業に対し、中途採用比率の公表を義務付ける。(令和3年4月施行)

(b) 法案として提出済の項目

上記1の年金に関する各項目については、「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律案」として国会に提出されて、現在、審議中です。

 (追記:この国会で、5月29日に可決、成立しました。)

また、次の主な改正項目については、これまでも、私のブログでも何度かお伝えしています。

(1)受給開始時期の選択肢の拡大(令和4年4月施行)

(2)厚生年金の適用範囲拡大(令和4年10月、令和6年10月に段階的に施行)

(3)在職老齢年金制度の見直し(令和4年4月施行)


年金受給者, 昔の人々, 人間, 個人, 退職, シニア, 高齢者, バイタル 

最終報告に残された項目

中間報目にある項目のうち、すでに成立したもの、法案として提出済のもの以外の項目について、最終報告に向けて検討される予定でしたが、それが中断している状況です。

後期高齢者医療の自己負担割合

その中で、後期高齢者医療の自己負担2割にする基準の設定が、これからの論議の焦点とされていましたが、コロナウイルス感染拡大によって、「景気が失速する中、負担増の議論は国民の理解が得られない。」という意見があるようです。

全世代型社会保障改革と言いますと、「首相が『内閣最大のチャレンジ』と位置付ける改革」というのがマスコミ報道の決まり文句のようになっていますが、その「内閣最大のチャレンジ」の最大テーマが「国民の負担増」というのでは格好が悪いことこのうえありません。

また、医療提供体制に関しても、コロナウイルス感染拡大による医療崩壊の問題があって、今度も想定される感染症に対応できるだけの医療体制は必要だと思います。

なんでも「改革」ありきで削っていった弊害が、いま、出ているのかもしれません。

政府の当初の目論見の通りには進まない可能性があると考えます。

 

今回は、最終報告が先送りになりそうな全世代型社会保障検討会議についてお伝えしました。

マラケシュ, 子供, 子, モロッコ, 生活, 家族, 人

今日も、拙い文章をお読みいただきありがとうございました。

 (2020.05.15)(一部修正 2020.06.29最終)

 

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