こんにちは。
私のブログを読んでくださったお一人の方から、ブログ更新のコメントをいただきました。
たいへんありがとうございます。
1.ブログ中断の理由
コメントをくださった方は、いま、社労士登録のための事務指定講習を受講されているようです。
ちょうど1年前の私と同じ状況だと思います。
去年は、コロナのために事務指定講習の面接指導課程の日程が変更になったりしましたが、今年の状況はどうなのでしょうか。
実務経験がない場合、この事務指定講習を終えないことには社労士として登録できませんので、なんとか無事にクリアしていただきたいと思います。
さて、今年1月16日を最後に、ブログを更新していませんでした。
私は、午前中の10時か11時までを精神的な活動の時間にあてることにしています。
年のせいもあるのでしょうが、その時間を過ぎますと、私の軟弱な頭脳が燃料切れを起こすからです。
また、家人は運転しませんので、買い物やその他雑用にも付き合う必要があります。
現在は、年金マスター研修で週2日は朝から出かけますので、なかなかブログを作る時間の余裕がなかったことが更新しなかった一つの理由です。
私の場合、要領がよくないこともあると思いますが、ブログを作成し、それをアップするのに2日(2精神活動日)を要していました。
まず下書きして、それを仕上げて、はてなブログの作成ページにコピーして、もう一度文章を手直しして、自分の写した青空の写真と、文章を読みやすくするために「pixabay」からフリー画像を何枚か選んで貼り付けて…
年金の勉強もしなければなりませんし、だんだんと自分のなかで時間的に無理している感じになってきましたので、思い切ってしばらく更新をストップすることにしました。
私は無趣味の味気ない人間ですが、まあ本を読むことは好きな方です。
ここ数年は、社労士試験を優先して読書がおろそかになっていましたが、最近、また本を読みだして、そちらに時間を使いたい気持ちになったこともありました。
ジョージ・オーウェルや林達夫のものを読み返したくなったり、また、海外での高評価から逆輸入的に評判になっている村田紗耶香「コンビニ人間」、柳美里「JR上野駅公園口」を手に取ってみたり(2つともとても良い作品で感心しました)…
でも、お一人でも私の拙いブログを待っている方がいらっしゃるのであればその方に向けてときどきは更新しないといけないなあ、と思った次第です。
不定期で、かつ体裁なしでやらせていただければ…と思います。
2.社労士開業して5か月が経ちました。
社労士としての活動は、代わり映えしません。
上記のように、年金マスター研修の一環として、全国社労士会連合会が年金機構から業務委託を受けて運営している「街角の年金相談センター」での窓口研修を続けています。
週2日、9時から5時まで。
最初は、相談予約ケースの年金記録のハードコピーをプリントアウトしたり、他の相談員が窓口で対応している様子を見ていましたが、いまでは1日に数件は、ベテラン相談員のサポートを受けながら、自分でも窓口で相談者に対応しています。
窓口を訪れる内容としては、特別支給の老齢厚生年金(特老厚)の請求がいちばん多いようです。
これについては、おおむね対応できるようになってきたかと思いますが、在職中の人から窓口でいきなり「来年の○月で退職した場合の年金見込額は?」とかの応用問題にはちょっとまだ自信がありません(勉強しなくては!)。
特老厚の請求のほか、年金見込額の相談、未支給年金請求、遺族年金の相談請求に対応しました。
センター長(年金事務所OB)からは、4月から年金相談員として仕事をするにあたって、これらのほか、離婚分割についても対応できるようにと言われていますが、いまのところ未経験です。
障害年金関係は、1件1件難しいので、年金相談員になってから少しずつ身につければよいようです。
研修でも収入あり
いまは「研修」期間ですが、まったくの無報酬というわけではありません。
契約により、全国連合会から私に業務委託されている関係になっています。
他の相談員から助言を受けながら相談対応した場合の委託費は、1時間当たり1,000円です(別に交通費1日510円)。
研修期間終了後、4月から相談員として仕事をした場合の委託費は2,004円だそうです(4円って何!)。
尻込みしていたら何事も覚えませんので、朝センターに行って、その日の予約を見て、「この相談ケースに対応したいので指導してください」と申し出るようにしています。
年金制度に加えて請求にかかる事務処理もまた複雑で、なかなか覚えきれません。
同じことを何度も聞いてしまいます。
また、指導してくれる相談員によって指導内容が異なることもありますが、こちらは修行中の身ですから、いまはなんでも「はい」と素直に指導に従っています。
3.さいごに
(1) 「勤務」登録でもよかった?
社労士に登録、開業して5か月を経過しましたが、いまのところ社労士としての問い合わせは「0件」です!!
これでは「開業」での登録ではなく、会費半額の「勤務」登録でよかったのかも…。
実際、年金相談員の中には「勤務」登録の人もあります。
でも、まあ近所の人とか知り合いとかから、何か手続きの依頼があるかもしれませんので、「開業」登録にしておくつもりです。
(2) 確定申告
昨年10月1日に登録後に、税務署に「開業届」と「青色申告申請書」を提出しました。
それで、今年は個人事業主としての初めての確定申告でした。
いよいよ私も個人事業主か!
と、気張る必要は全然なくて、とにかく収入は「0円」。
確定申告の「損益計算書」の「経費」欄に、試験合格後から開業までに要した費用約30万円(事務指定講習受講料、面指導課程受講経費(宿泊代、交通費)、登録免許税・社労士会会費等の登録申し込みの時に支払った費用、看板・名刺・チラシ・ゴム印・書籍代等)を「開業費」として計上したほか、開業後の費用数万円(年金マスター資料代、開業挨拶郵送代、年金勉強会会費、交際費等)をそれぞれの科目で計上したものを提出しました。
青色ですので、来年の確定申告では、今回の申告の赤字分を繰越控除して申告するつもりです。
わずかながらの節税です。
また、何かご報告できることがあればブログ更新します。
今日も、拙い文章をお読みいただきありがとうございました。
(2021.03.07)